2016年3月10日木曜日

風をつかって

ここのところあたたかい日が続いてる羅臼です。

この上昇気流を使ってだんだんと北へ帰り始めているオオワシとオジロワシ。

日に日に数が減っていくのがわかります。


鳥たちの数がピークを迎える2月中旬、朝カーテンを開けると

視界に入る数十羽すべてがこの鳥たちだったこともありました。

天然記念物のこの2種を、しかも同時にこの数見られるのは世界的に見ても稀なんです。

そして、バズーカカメラ持った世界中のカメラマンたちが集う時期でもありました。

ヨーロッパ、南アフリカ、今では中国や台湾などアジアのお客さんも増えています。



海鷲と呼ばれる彼らは、魚のおこぼれをもらおうと

流氷が来るこの時期でも出漁している羅臼に多く集まります。

スケソウダラ、マダラは1~2月が漁の最盛期。

動物たちはどこが餌場かちゃんと知っているんですねぇ。


たくさん蓄えて、またシベリアのほうまで元気に渡っていってほしいです。



飛んでる羽の形は、スノーボード板のような膨らみがあるのがオオワシ、
四角さがあるのがオジロワシと覚えました…!

地上だと一転、歩く姿はヨチヨチしててかわいいオオワシ

2016年3月5日土曜日

札幌国際短編映画祭ポスターのイラストを手がけました

更新がご無沙汰になってしまいましたが
今回は絵の仕事のお知らせです。


憧れの映画祭…!
報告が遅くなってしまいましたが
今年10月に行われる「札幌国際短編映画祭2016」の
ポスターのイラストを描かせていただきました!

当時は”アートアニメーション”でしたが
今でいうところのインディペンデントアニメーションなるものを
学生のころはずっと作っていました。
その当時から存在は知っていて、
機会があれば行きたい、あわよくばコンペに出せるものを作りたいと
ひそかに憧れていた映画祭でした。

こういった形で関わらせてもらえるなんて…。
以前の職場でずっと携わってきた「映画」だけに
思い入れが強すぎてだいぶ悩み、紆余曲折しました。

まだ絵の全貌は公開されてないですが
映画という異世界への「入口」をテーマにしています。
トンネルや穴、扉など映画の世界に入っていくためのカギ。
それをモチーフにワクワク感や不安感が出せたらと思って構成しました。
これを機に今年こそは見に行こう!
近くの方もそうでない方もぜひ足を運んでもらえたら嬉しいですー(^^)/

https://www.facebook.com/sapporoshortfest/photos/a.352576884807948.82432.141915099207462/1090088601056769/?type=3&theater