この上昇気流を使ってだんだんと北へ帰り始めているオオワシとオジロワシ。
日に日に数が減っていくのがわかります。
鳥たちの数がピークを迎える2月中旬、朝カーテンを開けると
視界に入る数十羽すべてがこの鳥たちだったこともありました。
天然記念物のこの2種を、しかも同時にこの数見られるのは世界的に見ても稀なんです。
そして、バズーカカメラ持った世界中のカメラマンたちが集う時期でもありました。
ヨーロッパ、南アフリカ、今では中国や台湾などアジアのお客さんも増えています。
海鷲と呼ばれる彼らは、魚のおこぼれをもらおうと
流氷が来るこの時期でも出漁している羅臼に多く集まります。
スケソウダラ、マダラは1~2月が漁の最盛期。
動物たちはどこが餌場かちゃんと知っているんですねぇ。
たくさん蓄えて、またシベリアのほうまで元気に渡っていってほしいです。