知床連山もきれいに冠雪しはじめた。
今日はまだ暖かかったけど
午後からは風が吹いて海もしけしけ。
そんな時期になってしまったが
ちょっとここで夏をふりかえり。
この夏、昆布漁師さんの番屋へ修行に行く予定が
ひょんなことから、私たち自信の昆布作りをすることになった。
埼玉にいたら絶対にできなかったすごい経験。
ほんの数工程だけだけど貴重な体験をしたので
夏の間書けなかった昆布作りのあれこれを
ふりかえりつつ紹介していきます~♪
①「採る」
朝6時から昼12時までの決められた時間。
漁師さんたちは思い思いの場所で漁をする。
まっかという二股に分かれたフォークのようなものがついてる昆布ざおで
スパゲッティを巻くような感じで巻き取る。
この時漁師さんは箱メガネを口でくわえ、
潮で流されないように船の位置を微調整する。
いくつもの道具を同時に操る様は、まさに神業。
②「洗い」
採ってきた昆布には
ゴミや、カキの小っちゃいのがついてるので丁寧に洗う。
ここでキレイに取らないと、後に傷昆布として分けられて値段が下がってしまう。
早いと朝4時前ぐらいから家族総出で行う。
機械もあるが、何枚あっても仕上げは手作業。
③「干す」
最近は乾燥小屋があり、
天気を気にせず干せるが
本来は番屋の前の石浜に並べて干す。
乾燥前の昆布は大きく、重いが
干しあがると3分の1ぐらいにちぢむ。
よく昆布作りでイメージする光景。
利尻、日高、真昆布など、どこの昆布もだいたいここまでは一緒。
しかし羅臼昆布はここからが大変かつ重要になる。
羅臼昆布のあのいい味が出る秘密を知りたい方、
この続きはぜひ羅臼へお越しください!!
ウソです。
次回へ続きます~(笑)